28 Sep妙心寺~雲龍図~

先週からご案内しております妙心寺の現在の法堂は、

1656年に再建されたものですが、その堂内の天井には、

周囲を霊雲で取り囲んだ円相内に、八方にらみの巨龍が描かれています。

妙心寺の雲龍図は直径が12mあり、狩野探幽が8年かけて

描き上げたそうで、大迫力です。龍は空想の生き物なので、

探幽も龍を見ながら描くわけにもいかず、

口はワニ、髭はなまず、角は鹿、胴体は蛇、うろこは鯉・・・と、

他の動物を参考に描かれたといわれています。

また、当時は絵の具がありませんでしたので、黒は墨、赤や緑は草花、

青は青い石をすり潰して、色をつけたそうです。

法堂の中に入り、天井を見上げながらゆっくりとぐるりを一周すると、

天井の龍が表情を変えながら、昇り龍から降り龍へと動いていくのです。

本当に不思議です。撮影禁止なので、

写真をお見せできないのが残念ですが、是非、直接ご欄ください。

株式会社IPSコスメティックス インコ

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