02 Dec川下り!(最終回)

前回からの続きです~

川の早い流れに成す術もなく身を任せていると突然! 

「ゴツッ!」「バリッ!」と音がしました。

と、突然1人が「底が破けて浸水してきている」と叫びました。

大変です。このままだと沈没は時間の問題です。もうダメだ! 

ビニールプールと一緒に沈んでしまうと思い、必死に岸まで泳ごうと思って

川に飛び込んだら、なんとお腹までの深さしかありませんでした。 (>_<)

しばし、呆然としていましたが、他の3人と相談の結果

こうなったら、すべてを捨てて帰宅するしか無いと言う結論になりました。

情けない思いで川から道路に上がれる場所を探して、道路に昇ってみると

見慣れない道に大型車がビュンビュン走っています。「ココは一体何処だろう?」

無計画ですから3人ともに所持金は全くゼロです。

食べ物や飲み物はすべて流されてしまいました。

急速に疲労と不安が広がって行きます。 (T_T)

川沿いを上流へ戻るのも遠く感じたので、下流に向かって3人でとぼとぼ

歩いて、歩いて、歩いて・・・・・

すると、幸運にも電車の駅が見えてきました。ようやく光明が・・・ 

電車が使えるので、ここから3人で電車に「タダ乗り」する作戦の相談です。 (^_^;)

駅の構内のトイレを借りるフリをして改札を突破して、後は電車に乗ってしまえば

こっちのものです。 駅員を騙して改札を突破しました・・・ 

こうして苦労をしながら、ようやく地元の駅にへとへとでたどり着きました。

改札を出る時は電車が到着した時の混雑にまぎれて、切符を渡している大人を壁にして

死角になっている後を通って外に出ます。駅員に睨まれましたが何とか成功です。

地元の駅を出るともうすっかり夕暮れになっていましたので家路を急ぎます。

3人で出発した川の近くまで来ましたら何だか騒がしいです。

どうやら親や近所の人たちが子供3人で川を下ったまま長い時間経っても帰ってこないと

大騒になっていて手分けして探していたようです。

当然、3人は親にこっぴどく叱られて、長い時間大泣きしました。3人揃ってまさに号泣です。

今思うと、その時号泣したのは親に叱られて悲しいから泣いたのではなくて

張り詰めていたものが、家に帰ってきて一気に緩んだからだったのでしょう。

号泣したら、何故かその時にすべての失敗は吹き飛んで

清清しくて妙にすっきりした記憶があります。 本当に全く懲りないガキです。

株式会社IPSコスメティックス パンダ

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